Tato Architects / Yo Shimada

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独り言を繰り延べておる件について

北野町の住居1も竣工するので設計意図を整理してみたら
施主の望みはこうでした。敷地はこういう性情でした。
法律はこうで、こうなった。という短くてつまらない文ができた。
海を眺めながら世捨て人のように設計をしていると、設計しているものに対して特に言語化しないで良い為、いざ言語化しようと思ったとき、戸惑ってしまう。
上記のような説明は施主に対して日々行っているので言語化されているのだが、そうではない部分についてはなかなか言い表せない。
なにも無いわけでは無いはずなのだが。
なんで自分が作ったものを自分で解説しないといかんのだといって煙に巻くよな文章を捏造するのはまぁ簡単なのだが、言葉でも興奮させられるような設計をしないとね
とか考えて日々駄文を繰っておるわけだ。
(つまりは治療の一環で御座います)

2004. 11. 30雑感

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