2005
あっという間に年が明けてしまった。
結局2004年に仕上がったのは北野の住居1と雨林舎と居酒屋の内装がひとつだけで
増え続ける仕事の依頼に対応する為に急遽所員を2名も増やすことにした。
一人ではスタディの量に限界があるのと、議論をしながら作り上げる設計に魅力を感じている為だが果たして上手くいくだろうか。どうやら喧々諤々といった感じの議論に飢えているらしく年末も忘年会で数寄系の設計をする事務所の所員と金沢21世紀美術館について議論になったが、前提としているものが違いすぎて上手く噛み合わなかった。あとになってもうちょっと上手く盛り上げられたのにと反省。彼はいわゆる伝統的な数寄系の仕事をベースに持っているのだが隈研吾の仕事に感心しているようで隈氏はやはり数寄系なのだなと再確認。