Tato Architects / Yo Shimada

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ひなたシミュレーション

豊富町の住居の第3回打ち合わせ。
庭の日当たりについて不安が示されたので、1年を通しての日差しをシミュレーションしてみる。だいたい感覚的に想像できていたことだけれど、このように可視化されると安心する。
周囲はまだ造成されたままの更地なので周辺環境は大体の読みで作成してみている。
これよりも厳しい建ち方をされた場合のシミュレーションも行ってみたが、冬を除けば3時間以上の日射は確保できるみたいだ。この結果を元に植物の設計者と打ち合わせをしてみて、どんな庭が可能か提案してみよう。よろしく植物事務所のひと。
光の状況については結構シミュレーションできるので開口部の位置や庇の出なども計算結果をフィードバックして最適化できそうだ。本当は流体力学解析がもっと簡便になって風の流れなんかも可視化できるといいのだけれど。誰かいいソフトがあったら教えて下さい。
もっとも環境を最適化するだけでは素敵な家にならないのは、当然のことなのですが。

2005. 10. 3豊富町の住居

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