Tato Architects / Yo Shimada

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巡回展のお知らせ

「rep extra|SPACE OURSELVES」(於:radlab. 京都)が浜松に巡回することとなりました。皆様のお越しをお待ちしております。
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rep extra「SPACE OURSELVES」浜松展


日程:2011年7月17日(日)- 7月31日(日)
   ※土、日のみ開催
   ※事前にご連絡いただけましたら平日も開廊可
   —上記に係る連絡先:ji@403architecture.com
時間:10:00 – 20:00
料金:無料
主催:rep – radlab. exhibition project
企画協力:辻琢磨
(403architecture [dajiba]共同主宰、メディアプロジェクト・アンテナ共同運営)
会場:カギヤハウス4F ギャラリースペース
  (静岡県浜松市中区田町229-13)

2011. 7. 11展覧会・講演

展覧会のお知らせ

参加させていただいていた「rep extra|SPACE OURSELVES」(於:radlab. 京都)が東京に巡回することとなりました。
18日には参加建築家12組によるリレートーク&レセプションが行われます。
私は最終の17:35からトーク予定となっております。
皆様のお越しをお待ちしております。
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rep extra「SPACE OURSELVES」東京展


日程:2011年06月15日(水)- 06月27日(月)火曜休場
時間:12:00-19:00
料金:無料
主催:rep – radlab. exhibition project
会場:3331 Arts Chiyoda/1F メインギャラリー
  (〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14)
※本展覧会は東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」参加企画です
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詳細はこちらを参照下さい。

2011. 6. 14展覧会・講演

展覧会とトークセッションのお知らせ

最近、関西の同世代の建築家達と、毎月エスキース段階のプロジェクトを晒して、創作のプロセスについての批評会「at D」を行っています。
今回、そのメンバーと「I’m home.」編集長 角田 絵里沙氏とのトークセッションが企画され、住宅のプロトタイプを大阪本町のショールームで展示しています。

at D 建築作品展 「Collection 2010」
 会期:9/20(月)〜 10/8(金) 10:00-18:00 土日定休
 会場:ariafina 大阪ショールーム 
     〒541-0052 大阪市中央区安土町3-5-12
     住友生命本町ビル1F  TEL.06-6265-2151
     大阪市営地下鉄御堂筋線本町駅 1番出口から徒歩1分
 (9/30のみ関連イベント「open atD」の為 作品は中之島デザインミュージアムに移動します)
関連イベント
open atD
 出品作を題材にI’m home.角田 絵里沙氏を交えてのトークセッション
 会場   中之島デザインミュージアム de sign de (中之島BANKS内)
      京阪電車「中之島」駅下車直結
 日時  9/30(thu.)18:00 open 18:30 start
 入場料  1000円
出展者
阿曽芙実(阿曽芙実建築設計事務所)
荒谷省午(荒谷省午建築研究所)
伊藤孝(Atelier {   }Void Set)
島田陽(タトアーキテクツ)
眞野サトル(ARCHIXXX)
長田直之(ICU)
竹口健太郎(アルファヴィル)
樋本拓(ヒモトタクアトリエ)
松富謙一(CASE)
展覧会印刷物などに使われているビジュアルイメージは私の事務所で製作しました。
乱雑な事務所でお恥ずかしい限りです。
我々が展示している模型の写真を一部公開します。小さな住宅の1/30の小さな模型です。



2010. 9. 23展覧会・講演

CHANEL MOBILE ART

打ち合わせで東京。ついでにザハ・ハディドのCHANEL MOBILE ARTへ。
残念なことに無料の予約券は売り切れで入手できなかった。ヤフオクでは転売屋が無料のチケットを3000円とか4000円とかで売りさばいているのだが、それに手を出すのもためらわれ、駄目元で見に行ってみると運良く20分程で入れた。
実際のところ展示そのものより、入り口で手渡されるイヤフォンからきこえるオノヨーコの声に従って、うろうろとさまよう観客が(そしてそのひとりであることが)面白かった。
さながらオノヨーコの霊に導かれる霊界巡り。
ザハの建築はヴィトラの消防署以来になるのだが、相変わらず自分からは遠すぎてよく判らない。すべすべとした洞窟はとてもよくできているとは思うのだが。

2008. 6. 19展覧会・講演

Remains of the Light

先週は大学の少し上の先輩でもある安積朋子さんの展覧会Remains of the Lightを見にsferaへ。トークショーでは最近の活動を中心にたっぷり聴かせてもらい満足。最近のデザインの課題としてフラットパック化への試みをあげておられた。
(フラットパックというのは製品を組み立て式にして、なるべく小さく梱包し、運送コストを削減して輸送に掛かる環境負荷をなるべく減らすことを指し示すらしい。平面から立体への変形というと日本のお家芸のように思えるが、Tord Boontjeの高名な照明Garland Light なども見事に平面から立体をつくりだしている。)
フラットパック化への試みに、安積さんの最初期の仕事のひとつの特徴だった変形というタームが形を変えて出てきているのかとも思い、興味深かった。
また、最後の方に見せられた、100%design の企画展 10 X TEN project(10km 圏内で手に入る物を利用、費用は 10ユーロ 以内というプロジェクト)でのドアアイ(ドアにつける来訪者を覗くアレです)を空き缶に差し込んでピンホールカメラをつくる作品は、厳しい条件にもかかわらず詩的な答えが示されていて思わず拍手をしてしまいそうだった。
展示されていた、本物の小枝を型取りした樹脂の枝が蓄光しており、夜寝室に持ち込んで、小枝のぼぉっとした光で眠りにつくというアイデアはとても詩的で美しかったが、夜トイレに立つ際などにLEDか何かで光ってくれるとなお良いだろうにと、あまり詩的でないことを思いました。
夜中に人が近づくとぼんやりと光ってくれるLED付コンセントがありますが、そういうセンサーでいろいろと建築が反応してくれるのは楽しいような悲しいような、どう反応して良いか判断に困ります。便器のフタが自動的に開いてくれるのは、ただただ悲しいです。

2008. 5. 27展覧会・講演

励起

東京でグラフィックデザインをやっている筈が何故かアート道に片足を突っ込んでいるように見える友人が大阪で展覧会をしていて、ライブドローイングをするというので堀江に出掛ける。DJの音楽にあわせて絵を描くのだが、アイコンタクト等二人の間が面白かった。もうちょっと鳴らしとくコレ?みたいな。
大学時代の友人は、ほぼ全員が見事にバラバラな職業についていて、建築やっているのって僕だけなんだけれど、いつも励起される。
道中青木淳のルイ・ヴィトン銀座にインスパイアされた建物を発見。建築のアイデアは基本オープンソースだとは思うけどさ。。。

2005. 12. 20展覧会・講演

ぞうのかんむりなどなど

友人がヨーロッパに1ヶ月ほど旅行してきて、いろいろと買い集めてきたものを展示して売るというので覗きに行ってきたのですが、予想を上回る素敵な品々でちょっとびっくりしたのですよ。
右端に映っている丸い物体はアフリカの儀式で使うという、鳥の羽根をあつめて作った象の冠。可動。その他にも鹿の脚の剥製で作ったフック。8本足のウサギのぬいぐるみ状子供用椅子などロマンチクな品々。
大阪、本町のカフェシェ・ドゥーヴルで12月29日まで、12:00~24:00。日、祝定休。

2005. 12. 19展覧会・講演

もの派

国立国際の「もの派」の展覧会に。
写真でしか知らなかった作品が多いのだが、現物はすごく面白かった。
大学時代の教授の若かりし頃の作品が沢山。彼らはこれを作ったとき24・5歳だ。
うーん。。建築家はカーンのように50過ぎて花開くこともあるさと自分を慰めよっと。
思い出深いのは野村仁のTRADIOLOGYという約8mの巨大なダンボールの塔を作って自壊させる作品だけれど、その30年後に僕が卒業制作展で「¥39840でつくれる緊急仮設住宅」というものを同じ場所に建てようとしたときは美術館の担当者にすごく警戒されたのだった。その時は不勉強で知らなかったのだが今回はじめて実物(再現)が見れて良かった。
(上の写真が美術館の敷地に建てた「home less home ¥39840でつくれる緊急仮設住宅」
モノトーンの円筒が葬式の幕を連想させると、散歩中のおじさんに指摘されてはじめて気がついた。)
いちばん気に入ったのは狗巻賢二の作品群。針金を結んで作ったいびつな立方体の群れは結ぶことによってつくられた捩れがリズミカルで素敵だった。
その後キリンプラザに石上純也のテーブルを見に。
期待が高すぎたのか、意外にも何の感興も湧かず。
もっと知覚や世界の認知が揺さぶられるかと思ったんだがな。
展示が悪いのか、ボロボロなのが悪いのか。大したこと無い筈は無いんだけれど。
ふしぎな気分。

2005. 12. 10展覧会・講演

DAYDREAM NATION

すこし前のことになりますが、金沢21世紀美術館にゲルハルト・リヒター展を見に行ってきました。1年に何度金沢に行く気だと言われそうだが、「11枚のガラス板」が見れるとあっては行かないわけにはいかない。ちょうどここ数年、映りこみに興味があったところなのだ。(言い訳終わり)
これは工業用ガラスを11枚立てかけただけの作品なんだけれど、その11枚のガラスの間の距離によって
映りこむ像が刷毛でぼかしたようにずれて、初期のリヒターの作風そっくりな像が生まれる。単純にすごくうつくしい。
ちなみに初期のリヒターの作風は写真そっくりに描いた上から画面をハケでぼかしたような油絵でSONIC YOUTHDAYDREAM NATIONのジャケットに使われてるものが有名?僕は初めてリヒターの名前を知ったのは多分このアルバムのライナーノーツだったと思う。)他の作品、グレイ・ペインティングなんかも、画面はグレイ一色に塗りこめられた抽象絵画で、よくあるタイプの抽象なのだが、凡百の作品とは全然違うもんだった。
とてもふしぎだ。本当にふしぎだ。
東京に巡回してるみたいなので未見の方は是非。
川村美術館 11/3~1/22 
ワコウ・ワークス・オブ・アートで新作展 11/5~12/24

2005. 11. 16展覧会・講演

SDレビュー

なんだか忙しくてなかなか日記もかけない。
少し前になるが忘れないうちに。
SDレビューを見に大芸まで。

今回は模型に雑草が生えてる表現が多用されていてなんだろうなと思う。
そういう表現での極北はやはり石上純也の作品。下町の家屋を一棟取り壊して、5階建て程度のガラスの箱を挿入し、その中に3階建て程度のちいさな家を入れ込む提案。ほとんどドールハウスかという位に作りこまれた模型で現されるシーンは確かに魅力的ではあるけれど、実際に建てられたらどのような空気環境になるのか想像できない。法規的にもどういう扱いになるのだろうかと小市民的な感想。
彼の作品では、6畳一間で11階建ての「森と別荘のある家」の方が見てみたいな。
あれは素敵。
帰りにS君の改装物件のオープンハウスに。白く塗りこめたガレージ上のスペースが魅力的。やりすぎていないところがさっぱりとして良い

2005. 10. 11展覧会・講演

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