内装をお手伝いさせて頂いた CAFE SALLOWがKOBEショプデザイン賞にノミネートされています。
店主にも手伝ってもらってつくった、セルフビルドに近い低予算な店ですので、なんだか場違いな場所にまぎれ込んでしまったようにも思えますが、店を気に入っている方は投票してみて下さい。
旧くからの友人が装丁家の事務所から、友人と二人で独立してオフィスを構えるというので、すこしお手伝い。
床をモルタルでしごき、本棚をラワン合板でつくり、扉を付け替えました。わずかな仕事ですが、随分と居心地は良くなったようです。
この場所でこれから、素敵な装丁が作られていくことでしょう。
朝から、あたらしく始まった籠池通の住居の施主と、軽く今後の予定について打ち合わせ。
その後北野町の住居2の現場で打ち合わせたあと、これもあたらしく始まる比叡平のアトリエ住居の敷地調査に。
敷地は住宅地の外れで、先客の鹿さんとご挨拶。その後施主のアトリエにお邪魔して打ち合わせ。
施主はFRPで作品を作っておられるので、その工房と御自身の住居と両親の住居が希望。
予算も厳しくなかなか難しいかと思いましたが施主と会話しているうちにふわふわアイデアが浮かびなんだか行けそうな気分に。
その後神崎川の沖縄料理屋に移動して、先日行われたラウンド・アバウト・ジャーナルVol.8の公開収録の面々と再会して飲みながら議論。
先日の公開インタビューは藤村龍至 山崎泰寛(TEAM ROUND ABOUT)と計9人の若手デザイナーによるもので、その中で5人を占める建築家が全てユニットで活動をされているのには何か意味があるのかとも思ったが、インタビューでは特に触れられず。あるいはそのことが関西の状況を浮かび上がらせているのかもしれない。
会議の枕である藤村氏による批判的工学主義については、様々な議論のプラットフォームになり得る素材で、良くできていると思うが、「批判的」の部分が様々な濃度を取り得る為、批判者は「工学主義の緩用」と受け取ったり賛同者は「アンチ工学主義的態度」と受け取ったりと、少し混乱を感じる場面もあった。議論の明確な軸をつくりだしたのは最後にスライドショーをした山崎亮氏で、盛り上がりつつあったのだが時間切れといった感じだった。
その山崎氏や香川氏など、どちらかというと藤村さんに批判的な議論を仕掛けていた面々も合流したことでさらに議論は盛り上がり、店が閉まっても熱は収まらず、いい年をした大人が近くのコンビニで酒を仕入れて河川敷で車座になって再び議論。
鉄橋を渡る列車の音に掻き消されつつ、夜風に包まれて、議論はつづく。
素晴らしく濃密な一日。忘れがたい夜だった。
実は不注意から1月に膝を脱臼してしまい、検査したところ膝の4本ある靱帯のうち3本まで切ってしまう大怪我だったことがわかりました。その後手術を受けたらその影響で神経麻痺を起こして爪先を持ち上げられなくなったりしたりして本当に往生したのですが、本日やっと松葉杖からは解放されました。(それでも実は2本は切れたままですよ)
あっというまに3月だ~。
本当にいろんな人に迷惑をかけしました。健康って大事ですな。特に事務所のスタッフと、今工事中の緑が丘の住居の工務店である大澤氏には、本当に助けられているとしみじみ思います。ありがとうございました。迷惑はこれからもかけ続けますが、ひとつよろしくお願いします。
最近クラシックばかり聴いてたせいか反動でガチャガチャしたのが聴きたくなり2 MANY DJ’Sのマッシュ・アップ(NIRVANAとDISTNY’S CHILDをMIXしたりする)CDを(いまごろ)買う。見事にガチャガチャしてて満足。
現在設計中の北野の住居Ⅱの敷地。
周囲より一段低く、南と西をワンルームマンションの取り囲まれ、おまけに敷地の真ん中当たりで一段大きく下がっているという面白い土地。このワンルームマンションからの視線を遮りつつ、かつそれが周辺に対して否定的でないような建ち方が無いだろうかと思案中。最近はなにごとも「拒絶しない」がテーマ。
デュシャン展に行く。シーザー・ペリの国立国際美術館は噂に違わぬ超どうでもいい出来。愛が感じられない。南泰裕氏の批評を読むと、成る程そういう解釈も成り立つかとは思うがそれにしても地上部のオブジェももう少しなんとかならんのか。
デュシャン展はクロニクルといってもいい内容で予想以上。[遺作]は困惑させられる作品だった。なんなんだろうあれは。
きわめてよいふうけい
手前にある工事中の鉄骨は遠藤秀平氏の住宅 ROOFTECTURE/塩屋
逆光でほとんど見えませんが。
その隣には林敬一氏が住宅を建て、向かいは管匡史氏の住宅。
ちょっとした建築家村になっている。崖地で建築家しか手を出せないのが実態だが。
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タト