Tato Architects / Yo Shimada

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自宅スタジオ

スタジオのある住宅の設計をしているので、最近は色々な自宅スタジオについて調べている。
zak(fishmans等を手掛けたことで有名な、綺麗な水のようなサウンドを作るエンジニア)さんのスタジオとか参考になるかな。と思いサンレコのバックナンバーとか取り寄せたりしてみていたりしていたのだが、意外と参考になりそうだったのがオノ・セイゲンのスタジオ。
最近の作品は、ほとんどSACDというバカ高い機材を買わないと再生できない仕様でしかリリースしない彼にしては意外にも簡素に見えるスタジオ。地下ということもあってか、コンクリート打ち放しに、音の響きだけを考えたらしい手作り感溢れるパーツによって構成されていた。吸音材の前にインターロッキング(道の舗装とかに使われるレンガ状の物)を積んだりして音の響きを調整している。
と、ここまで書いてあれはマスタリング専用のスタジオでスピーカ-からの音の事しか考えていないのでは?と気付く。
しかし試しにスタジオ工事をやっている会社数社に見積を取ったら15畳程度で700万円(内装工事のみ)というありえない価格になったので、色々と方策考えないといけないなと。なにかいい情報知ってたら教えて下さい。

2005. 11. 14豊富町の住居

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