Tato Architects / Yo Shimada

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御影中町の住居 第6回打ち合わせ

今回で基本設計も無事了承を得たのだが、先日行われた古家の解体中に敷地に杭等の埋設物が結構あることが発見されたとのことで、調査が必要に。
午後から、和歌山のK先生の住宅を見学に。最大3mはあろうかというキャンティレバーで地上から僅かに持ち上げられた低層住居。地盤の問題で基礎を掘り込まねばならず、その土工を最小限に抑える為との説明。なるほど。
その後、地元の設計事務所にK先生らとお邪魔したところ、皆さんから風水師や祈祷師に悩まされていると滔滔と語られる。近代以前の社会では合理的で科学的な説明も可能な風水だけれど、住宅を取り巻く環境技術が一変した今、合理的な設計とはぶつかることも多いようで、例えば中庭は基本的に認めてくれないそうだ。中庭と言わず、四合院の変形だと説明すれば通じそうだけれど。機会があれば調べてみようかな。

2006. 2. 14御影中町の住居

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