Tato Architects / Yo Shimada

Menu >

Blog

海辺の異人館

塩屋の海に面して「旧グゲンハイム邸」という素敵な異人館が建っています。
「シャウエケ邸」で有名なハンセルが大正時代に設計した瀟洒な木造建築ですが、近年では使用されなくなり、老朽化が進んで解体の危機に瀕していました。
友人の女性が「地域での保存・活用を!」とオーナーに掛け合ったりしていたのですが、なかなか上手くいかずに解体のおそれのある売却の話が進んでいたところでした。
結局差し迫った危機に、その友人の母親であるステンドグラス作家・森本康代さんが私財をなげうって買い取られ、保存と活用の道を探ることになりました。
詳しくはこちらの記事
いずれ何かでここで協力を募ることがあるかもしれません。
彼女達の身の回りの環境を愛する気持ちには、いつも頭の下がる思いでしたが
今回はその志に心底圧倒されました。

2007. 2. 14雑感

x Close