Tato Architects / Yo Shimada

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岬町へ

岬町の住居のデッキに屋根を掛けに往復5時間の小旅行。
この上に透明な屋根が掛けられて完成。
設計当時このデッキは「外室」と名付けられてていたのだが、屋根が掛かっていよいよ室内に近づくことに。
原因はカラスが洗濯物を汚すからだそうだ。
この部分に屋根を掛けるのは、おそらく5年前には抵抗があっただろうが、今の家の使われ方に合っている感じがして、良い感じ。
そろそろ米杉板張り外壁部の塗装の塗り替え時期なので、それも1ヵ月後に行うことに。

2006. 2. 8岬町の住居

岬町の住居(5年もの)

5年検査で岬町の住居へ。一日かけて色々な部分を掃除したり修理を手配したり。デッキに少し屋根を掛けたいとのことで色々と検討。大事に住まわれているようで有難かった。特に庭は見違えるよう(というか外構は予算不足で手付かずだった)聞けばほとんど終日庭仕事をしているとのこと。奥さんは手の動く方で棚や洗面所のカウンターなどをいくつか自作されていて、こちらはそんなことも嬉しいのだが、ご主人は「出来るだけ現設計のまま住みたいからあまりいじるな。」という意見らしく夫婦でやり合っている
そうで、有難すぎるお話だ。5年前といえばまだ20代で、住宅を手掛けるのは2軒目。ほぼ初めて建築家的なディティールに挑戦した建物だっただけに今見ると考えの甘い点等もあって反省しきりなのだが、そんな部分も愛着を持って住んでいただけるようで嬉しい。これからも精進します。

2005. 8. 9岬町の住居

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