バルコニーではベンチが変位して目隠しに
鏡に反射して大きなテーブルのように映る洗面台
書斎
桐板でくるまれた寝室
階段室に掛かった絵を眺めるための窓
回転窓は鏡に上階の景色を映し出すことができます
北野町の住居2
植栽やカーテンが整い緑の綺麗な時期に写真家に撮影してもらおうと考えています。
それまでは私の素人撮影で現況を報告しようかと。まず玄関廻り




サニタリーの鏡を介して北側の緑が室内に導かれる。
薪ストーブは先日、施主の友人である元シェフの手により火入れされ、無事稼働し始めました。
外構工事や手直し工事もおおかた終わり、落ち着いてきました。カーテンなど一部のインテリアをこれから打ち合わせして整えていく予定。
薪ストーブの背後の壁に点在しているのは植松 永次氏の陶芸による作品。
年末に映画ヤング@ハートを見てきた。
平均年齢80歳のコーラスグループのドキュメンタリー映画というと、なんともげんなりしそうな気もするのだけれど、演奏する演目はソニックユースやトーキングヘッズにジェームスブラウン等のファンクやパンクミュージック。最初は奇を衒っているのか、比較的若い(53だけどね)指揮者の趣味の押しつけかとも思ったのだが、爺様、婆様が歌うと別の趣が浮かび上がってくる。
高齢者グループである彼らには常に隣り合わせで死が存在し、割とあっさりと仲間が次々とこの世を去っていく。友人の死を知った数時間後に、哀しみを乗り越えて奏でられるボブ・ディランの”Forever Young”。涙で歌えなくなるようなこともなく、奏でられる力強い音楽。
そして死んでしまった友人とデュエットするはずだった曲を酸素吸入器をつけながら歌う老人。酸素吸入器の音がハイハットのようにリズムを奏でるなか、歌われるコールドプレイの”Fix You”
一生懸命頑張っても、力及ばない
欲しいものをやっと手に入れたのに、必要なかった
死ぬほど疲れているのに、眠れない
何をやっても裏目に出る
そして涙が君の頬を流れる
取り返しのつかないものを失い
誰かを愛しても報われない
これ以上の不幸があるだろうか?
でも、光が君に帰り道を示すだろう
そして君の骨に命を吹き込むだろう
僕が君を直してあげるよ
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映画館で涙を流しながら拍手しそうになるとは思わなかった。
これから上映する映画館も結構あるので是非。


年末恒例のグッゲンハイム邸での餅つき。
経験者が少なく、なんでか指導者的立場に。
ツアー中の二階堂和美さんも遊びに来てました。
ついしん
現在発売中の住宅建築にグッゲンハイム邸の保存と活用について8頁程掲載されており、僕もコメントを寄せさせていただいています。
友人の建築家のオープンハウスへ。
毎度のことながらディテールや素材について情報交換できて刺激になる。
それなりの規模の住宅なのだが、大部分がラワン合板やフレキシブルボードなどの粗末な材料で仕上げられており、なかなか渋い。が、ラワン合板の床の茶室はどのように使うのだろうか?聞きそびれてしまった。
外観は威風堂々としており、美術館かと見紛う程で、自分が設計する際との意識の違いを感じる。なかなか特徴的な街路に面しているので、自分はどうしてもそれを使いたくなってしまうだろう。
それにしても、ある程度以上の規模の住宅は設計が難しい。
自分は上手く纏められるだろうか。
引き続き回顧モード。
前回まで外部だったバスコートを大きなトップライトを持つ「外部のような場所」にしてみたら案外上手く解けて「様々な大きさの箱が詰まったような」家になった。
予算上、納まり上の懸念点も消えて上手く解けたと喜んでいたのだが施主からは「開放感が無くなった」とダメだしを食らい、しばらく悩む。


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タト