Tato Architects / Yo Shimada

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ひとあしおさきに

2005年もあとわずか。
27日で仕事納めとして夜に事務所で忘年会。28日からNYです。スト終わってほんとに良かった。
忘年会では日本酒で具材を煮る安吾鍋をうろ覚えの知識でやってみることになっているのだがどうなることやら。飛行機乗れるかな。
このブログも結局1年もちました。
当初は考えごと帳としてなるべく読む人を意識しないように独り言のつもりで書いていたのだけれど、最近はさすがに来訪者も多くて文体が定まらない。
書いてみるとなかなか、ことばはむつかしくて。
言葉によって固定化すること、出来ることだけに意識が向かわないようにしないといけないな。と思ったりして。
それでは良い年を!

2005. 12. 27雑感

掲載誌のお知らせ

今春に竣工した大手町の住居が12/21発売の扶桑社「新しい住まいの設計2月号」P112~117に掲載されています。なお巻頭に相当浮世離れした様子で当事務所の様子も晒し上げられております。。

励起

東京でグラフィックデザインをやっている筈が何故かアート道に片足を突っ込んでいるように見える友人が大阪で展覧会をしていて、ライブドローイングをするというので堀江に出掛ける。DJの音楽にあわせて絵を描くのだが、アイコンタクト等二人の間が面白かった。もうちょっと鳴らしとくコレ?みたいな。
大学時代の友人は、ほぼ全員が見事にバラバラな職業についていて、建築やっているのって僕だけなんだけれど、いつも励起される。
道中青木淳のルイ・ヴィトン銀座にインスパイアされた建物を発見。建築のアイデアは基本オープンソースだとは思うけどさ。。。

2005. 12. 20展覧会・講演

ぞうのかんむりなどなど

友人がヨーロッパに1ヶ月ほど旅行してきて、いろいろと買い集めてきたものを展示して売るというので覗きに行ってきたのですが、予想を上回る素敵な品々でちょっとびっくりしたのですよ。
右端に映っている丸い物体はアフリカの儀式で使うという、鳥の羽根をあつめて作った象の冠。可動。その他にも鹿の脚の剥製で作ったフック。8本足のウサギのぬいぐるみ状子供用椅子などロマンチクな品々。
大阪、本町のカフェシェ・ドゥーヴルで12月29日まで、12:00~24:00。日、祝定休。

2005. 12. 19展覧会・講演

放送時間の訂正

以前お知らせした「渡辺篤史の建もの探訪」の放送時間ですが
12/24のtv asahi系列 9:30~10:30 9:55~10:50でした。
スイマセン。。。
XマスSPとかで3つ取り上げられるうちのひとつです。どんな風に映っているのでしょうかね。建築を伝えるメディアとしては映像と写真、どちらが優れているのかなぁ。

2005. 12. 17北野町の住居1

NY

今年の年末は家族でNYで過ごします。兄が住んでいるので良い機会だと思い、家族で押し掛けることにしました。12/28~1/4迄事務所不在です。
おすすめの場所などございましたらお教え下さい。
以下旅先チェック用メモ
アート
Dia:Beacon  1/1及び火水木閉館 11 am to 4 pm
グランドセントラル駅よりメトロノースでBEACON駅まで約1.5時間
Dia:Chelsea548 West 22nd Street
Dan Flavin Art Institute
Corwith Avenue off Main Street in Bridgehampton
Walter De Maria: The Broken Kilometer
393 West Broadway, New York City (between Spring and Broome Streets). Hours are Wednesday through Sunday, noon to 6 pm (closed 3:00-3:30)
Walter De Maria: The New York Earth Room
141 Wooster Street, New York City (between Houston and Prince Streets). Hours are Wednesday through Sunday, noon to 6 pm (closed 3:00-3:30)
PS1 (22-25 Jackson Ave, Long Island)
12/29~1/16:3:45-6:00pm ジェイムス・タレル [Meeting]
クロイスターズ(中世宗教芸術+フランス・スペインの修道院)
New Museum of Contemporary Art(B’Way S of Houston st)12/31迄
ブルックリン美術館 マニュファクチャード・ランドスケープ展
The Noguchi Museum9-01 33rd Road (at Vernon Boulevard)
Monday & Tuesday: CLOSED
公園
Paley Park 5 East 53rd Street in New York City, just east of Fifth Avenue
建築
pratt institute brooklyn campus スティーブン・ホール (200 willough by ave,brooklyn)マンハッタンからAまたはCトレインでHOYT-SCHERMERHORN駅Gトレインに乗り換え約10分 CLINTON-WASHINGTON駅下車
Storefront for Art & Architecture スティーブン・ホール 97 Kenmare Street SOHO 
Prada New York Epicenter レム・クールハース 575 Broadway, Prince St
Comme des Garcons520 West 22nd St
The Bohen Foundation LOT-EK 415 W.13TH ST
Civic Center Synagogue47-9 White St
American Folk Art MuseumEast 53rd Street
SEAGRAM BUILDING375 Park Ave(at 53rd Street)

2005. 12. 13建築探訪

もの派

国立国際の「もの派」の展覧会に。
写真でしか知らなかった作品が多いのだが、現物はすごく面白かった。
大学時代の教授の若かりし頃の作品が沢山。彼らはこれを作ったとき24・5歳だ。
うーん。。建築家はカーンのように50過ぎて花開くこともあるさと自分を慰めよっと。
思い出深いのは野村仁のTRADIOLOGYという約8mの巨大なダンボールの塔を作って自壊させる作品だけれど、その30年後に僕が卒業制作展で「¥39840でつくれる緊急仮設住宅」というものを同じ場所に建てようとしたときは美術館の担当者にすごく警戒されたのだった。その時は不勉強で知らなかったのだが今回はじめて実物(再現)が見れて良かった。
(上の写真が美術館の敷地に建てた「home less home ¥39840でつくれる緊急仮設住宅」
モノトーンの円筒が葬式の幕を連想させると、散歩中のおじさんに指摘されてはじめて気がついた。)
いちばん気に入ったのは狗巻賢二の作品群。針金を結んで作ったいびつな立方体の群れは結ぶことによってつくられた捩れがリズミカルで素敵だった。
その後キリンプラザに石上純也のテーブルを見に。
期待が高すぎたのか、意外にも何の感興も湧かず。
もっと知覚や世界の認知が揺さぶられるかと思ったんだがな。
展示が悪いのか、ボロボロなのが悪いのか。大したこと無い筈は無いんだけれど。
ふしぎな気分。

2005. 12. 10展覧会・講演

雨だった。

北野町の住居は本格的な猪対策の柵が完成。破られなければ良いのだけれど。
あとは新たに住人に加わったシェパードのベスにお任せ。今は可愛いけれど数ヵ月後にはゴツイ犬に生まれ変わる筈。
そして日曜日は「渡辺篤史の建もの探訪」というTV番組が収録に。
12/24(土)9:30~10:30 TV朝日系列にて放映だそうです。
渡辺氏は噂どおり全く予備知識を入れて来ず、ぶっつけ本番で収録をはじめて、建物に反応していくさまは素晴らしかった。しかし残念ながら天気は大雨。雨だからといって損なわれる建物ではないけれど、外部空間との反応という意味ではいい天気の方が良かったな。
残念。

2005. 12. 5北野町の住居1

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