森田一弥氏のShelf-podのオープンハウスに。大量の書物を所蔵している施主の書庫兼住居。肌理とスケール感が素敵な建物だった。
大量の棚のみで壁面の構造を作り上げており、それが軽快な開口部の表情にあらわれている。
一般的に感知される柱が無いということ、隠蔽される部分が少なくほとんど現しになっていること、300㎜の棚のモジュールに肌理が整えられていることが、こざっぱりとした風情と親密さを建物に与えているように思えた。
その後、施主に誘われて姫路のEASEにTenniscoatsとゑでぃまあこんのライブを観に。
暖かくて素敵な気持ちになって出てきたら、終バスがもう無くなっていた。
が良い気分だったので姫路駅までのんびり歩いて帰る。
ともう普通しか動いていない時間になっていたので、ゆっくり電車に揺られて帰る。
それも含めて素敵な日。
敷地の段差を生かして地下室を計画しているのですが、土工事が終わりその部屋のボリュームが顕わに。基礎工事業者、プレカット業者、給排水工事業者との打ち合わせ。なかなか良い感じに打ち合わせ出来て順調な滑り出し。
史上最長の見積調整期間と調整幅を記録した、富町の住居も苦労の甲斐あって、やっと着工の目途が。
神事は結構好きなので興味深く拝見した。やはり降神/昇神の声明(オオオオという掛け声)が面白い。
しばらく過ごしていると、近所からわらわらと子供が出てきて大騒ぎに。
新しい街は新しい家族ばかりが住んでいる。
とても不思議な感じだけれど僕が育った街も山を切り拓いて造った新興住宅地だったので、こんな感じだったのだろうか。
ねがわくば、素朴でいきいきとした、素敵な空間になりますように。
いや、します。
私的メモ
1935年(昭和10年)東京 カラー映像
割と普通の美しそうな都市。
これでも関東大震災以降。見所は帝国ホテル。
竣工しました。最後は2週間ほど現場に出ずっぱりで細部の修正にてんてこまいだった。安く工事を引き受けてくれるので有難い工務店なのだけれど、事細かに色々とコントロールしなければいけないので今回は消耗。こう忙しくなってくると今迄の「現場出ずっぱりにより現場監督の質に関わりなく現場をコントロールしていく方法」は無理があるなぁ。
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タト