Tato Architects / Yo Shimada

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編集中に誤って記事を一つ消してしまいました。ログはあるので復旧は出来ますがコメントを入れてくれた方々、申し訳ないです。デジタルって怖いよな。

2006. 6. 30雑感

Memo 8月号

北野町の住居1が6/26発売の Memo 男の部屋 8月号に掲載されています。表紙とP32~37です。これで4誌目、TVの取材を含めると5回目でロケーションのおかげかすごい人気。施主である植田さんにとっては毎度面倒なことだろうとは思うのですが快く受けて下さるので助かります。そしてなぜか毎度食事シーンの撮影がある為、美味しい食事とワインがいただけます。(取材費で)ありがたいことですよ。

積層の家

知人の紹介で幸運にも「積層の家」を見学させてもらうことに。
日本建築学会賞をH&deMのPRADA青山と同時受賞した大谷弘明さんの小さな自邸。結論から言うと見なければよかった。こんな、こんな素晴らしいもん。頭の後ろのほうがじーんとしびれました。ほとんど恋なのでは。いやきっとそうだ。興奮しすぎて写真をあんまり撮っていないのでこのサイトでもどうぞ。
プレキャスト・プレストレストコンクリートという舌かみそうな代物を積むことで出来ている、かなり特殊な住宅ですが、「積む」というアイデアで細部から全体まで統御されていて、優れたアイデアというものは部分と全体が一気に決まるものだと思い知らされたよ。コンセントやスイッチ、照明の扱いも見事なシンプルさ。躯体工事の次の段階が家具工事というのも、この住宅の不思議な親密さに寄与しているんだろう。
ただ、設計の開始から竣工まで約7年掛かっています。さすがにそんなに時間を掛けるわけにもいかないのだけれど、もう少し時間を掛けれると嬉しいな(懇願)

2006. 6. 25建築探訪

0619

塩屋町の住居も電気工事の一部を残して完成。
途中気になった精度も最終的には、なんとかリカバーできた。
外部はほぼ既存のまま使用

正面の開口部に見える色は反対側の壁の色の反射によってつくりだされているので時間帯によって色が異なって見える。

反射していたのは蛍光オレンジ色に塗られた壁面
建具によって切断される家具


2階は後日
真っ白な部屋の開口部からのぞく既存の天井

2006. 6. 19塩屋町の住居

白化

塩屋町の住居はいよいよ最終段階で、真っ白に塗りこめられている最中。このあいだのリノベーションでは真っ黒にしましたが、このリノベーションは真っ白。
床まで真っ白にするのも初めてだけれど、なかなか面白いなぁという印象。
この家では間取りをそれ程変えずに白く塗りこめていっているので、小さな部屋がそれぞれの開口部からの光の状態に敏感に反応して色が変わるので面白い。
真っ白にして面白いなんて今更なんだけれど、新鮮。なるほどねー。
こちらは友人が購入してセルフリノベーションを続けているアパート。銀色のペンキで塗り込められ、空の色を映し出していてとても美しい。
塩屋町の住居は18日前後に仕上がる予定です。見学されたい方は連絡して下されば御案内します。

2006. 6. 13塩屋町の住居

床暖房フィルム/田中泯

今日は床暖房フィルムの施工等をチェック。担当者は特命で様々な建築家の現場に出入りしているだけあって色々な工務店の特徴を知っているようだ。工務店を探している時は頼ってみようかな。
夕方、湊川公園で田中泯さんが踊ると言うので覗く。湊川公園の猥雑な雰囲気と、そこでゲリラ的に行なわれている舞踏の取り合わせは素敵だ。最初は仮面を被っていて、殆ど「所作」といっても良いような舞踏の体捌きに惚れ惚れしていたのだが、仮面を取ってからは、泯さんの貌の強さと、そこに加えられる暗黒舞踏直系の表情が気になって体捌きに集中できなかったのが少し残念な気分。
先日見たCafe MullerのPina Baush(動画)は素晴らしい踊り手でした。先日紹介したSALLOWの真っ黒内装はCafe Mullerごっこをするのに最適だともっぱらの評判ですよ。脳内で。

2006. 6. 3塩屋町の住居

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