Tato Architects / Yo Shimada

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NYC 03

31日
兄の案内で国連ビルに。コルビジェが原案だったりニーマイヤーが絡んでたりするアレです。
マンハッタンでは珍しくオープンスペースが結構あるのはコルブの原案によってもたらされたものだろうか。内部は良質のモダニズム建築。兄の話では数年後に建て替えられるとの話。本当だろうか?
国連総会の議場の椅子が安手のビニール張りみたいなのはさすがに気の毒だったけれども。
近くのJAPAN SOCIETY GALLERYに杉本博司 歴史の歴史が巡回していたので見てみる。
自らのの写真作品と仏教・神道美術などの古美術のコレクションを組み合わせた展示。東京のエルメスでやっていた展覧会の評判は聞いていたので是非見てみたかったのだが、まさかNYで見ることになるとは。
全体にめろめろになるくらい美しかった。明晰すぎる挑戦的な構成。やっぱり六本木城の展覧会には行くべきだったか。。
5番街をそぞろ歩きしつつホイットニーミュージアムに。期待していなかったけれど、とても素敵だった。
その後セントラルパークで吹雪の中迷子になりそうになったり、自然史博物館をざっと見たりしつつタイムズスクエアにある兄のフラットに急いでもどる。カウントダウンがらみで無事帰り着けるか心配だったのですよ。
夕食は兄の家でアメリカのこわい肉をステーキにして食す。1ヶ月近く長期熟成させているらしくてなんだか、とろけるように美味いよ。日本の高級肉は脂が多すぎてそんなに好きじゃないけれど、ちゃんと肉の味がして柔らかい。日本人は新鮮なものばかり有難がるから、国民的にロリコンなんだという与太話をうっかり信じそうになりましたよ。
カウントダウン寸前になってのこのことタイムズスクエアに歩いていく。すごい人ごみだ。伊勢神宮みたいだ、と思っているとあっけなくカウントダウン。花火と紙吹雪。
HAPPY NEWYEAR!2006
どうか良い年でありますように。
と日本人の習性で拝みそうになりました。

2006. 1. 16建築探訪

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