鉄骨工場検査
いよいよ鉄骨の準備が出来たと言うことで構造設計者の大氏さんと工場検査へ。
木村博昭氏の鉄の教会を製作した鉄工所の仕事だけあって、丁寧で安心できる仕事。
杭の位置が施工上の理由で偏芯しており、それに直接とりつく予定のダイアフラム、変形した平面による変形したダイアフラム、ブレースの為のプレート等が複雑にとりつく柱は一つのオブジェのようだ。組んでみるとシンプルに見えるだろうが、この状態で見ると御苦労様と言いたくなる。
錆止め塗装をしてしまうのがもったいない位だ。
こちらは6.32°と微妙に傾いた柱。
今回の工務店は緑が丘の住居と同じく大澤工務店。
今回のPROJECTは随分と時間が掛かってしまったが、その課程でこうした意欲のある工務店と出会えたことは僥倖だった。
明日からはいよいよ建て方が始まる。