Tato Architects / Yo Shimada

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現場作業/自邸見学。

無事竣工を迎えた豊富町の住居ですが、引渡し前に今回は所員と施主さんとで色々と作業もしました。
一日掛けて色々と作業するのですが、その前にまず、先日竣工した友人の建築家の自邸を再訪。撮影を手伝う筈だったのですが、生憎の天気で延期。写真は最初の来訪時のもの。
竹原義二事務所の出身らしい素材の取り扱いの確かさに小気味良い造形が加わってなんだか日本離れした印象。
最も印象的なのは2階の吹抜を介して3階、3階外部デッキ等の内外が入り乱れて感じられる部分。28mmという考えられない位に分厚い鉄板でつくられた階段は思ったよりシンボリックな扱いではないのが意外だったのだが、今回再訪すると少し錆が出て良い具合になっていた。
建築家夫妻に別れを告げて現場に。今回の作業はこども室の壁/床とテーブル等の塗装と手摺のワイヤー張りと事務所で作った棚照明の設置。写真は市販の照明器具にトグルスイッチを接続して棚に組み込んでいる製作過程。オープンデスクのK君と僕とで作業。
ご主人がかなり床を塗るのが上手かったので、塗装作業はお任せ。翌日現場を見た塗装工が誉めていました。その後キッチン等も塗装。工務店への手直し部分の指示をポストイットに書いてぺたぺたと貼り付け、焼肉をご馳走になって帰路に。

2007. 8. 16豊富町の住居

竣工/引渡し

無事竣工して引渡し。
あとは植栽工事を残すのみとなりました。
出来上がってからはじめて見に来られたお子さんが、はしゃいで走り回っておられたのが本当にかわいらしく感動的な風景。
これから、この住まいはどんどん変わっていくのでしょうが、それがとても楽しみ。

オープンハウスには遠方から施主様や工務店、建築家の方々も見に来られ、有難うございました。厳しい批評を楽しみにしております。
リビング
こども室

2007. 8. 14豊富町の住居

松山大学ダンス部 「So wonderful」

今年も第20回全日本高校・大学ダンス・フェスティバルに松山大学ダンス部を観に行ってきました。今年は枝雀の落語を解体してそれをバックに色々な動作を重ねあわせていく、一般的な意味でのダンスからはかなりかけ離れた挑戦的な作品で、このコンクールにこの作品を出してくる勇気に脱帽。個人的に枝雀にはまっている時期でもあり、かなり楽しめた。(最近は色んな現場が遠いのでなんとなくipodに落語を入れるようになりました。音だけなので枝雀の動きは楽しめないのが残念ではありますが。)ただ、一度見ただけではなんとなく咀嚼できない感じでなんだかもやもや。機会があればもう一度見てみたい。

2007. 8. 14雑感

オープンハウスのお知らせ

豊富町の住居がほぼ完成し、住人の御好意で引越し前に中を案内する機会をつくれそうです。予定しているのは8/12(日) am11:00-pm5:00になります。
詳細が決まりましたら、またお知らせします。
見学希望者はdaaas@e.email.ne.jp まで御連絡下さい。8/11(土)も現地には居ますので連絡下されば、ご案内致します。



2007. 7. 26豊富町の住居

空調服!!

今年も暑い夏になりそうでつね。暑すぎてタイピングもままなりません。
ここ数年夏になるたびに気になっていたアイテムがあります。
その名も空調服。PCケース用のファンを服に取り付けてPCのように人間を冷やしてしまおうという乱暴なアイテム。まさかそんなに上手くいくわけあるまいと思いつつも人柱的にスタッフ用に一着購入。
ところがこれがなかなか素晴らしく、自分だけ木陰にいてそよ風を受けているような感じ。
風を受けて服が内側から膨らんでいる姿も可愛らしく、その場で全員が購入を決定。
今年の夏は事務所のクーラーは使わない予定ですので打ち合わせの方は覚悟して下さい。

2007. 7. 26雑感

セミの脱皮を

手伝いました。
連日徹夜気味で朦朧としながら夕刻、現場から事務所に帰ると脱皮しようとしている蝉が。
そんな時間に脱皮するのは少し間違っているのですが、はじめて見たので興味深く観察して、少し目を離したところ地面に落ちているではないか。あわてて拾い上げると蝉もあわてていたのか僕の指で羽根を伸ばし始めました。
(中指を立てていますが他意はありません。)
くしゃっとした淡い薄緑の半透明の羽根がやわやわと伸びて、ツヤツヤとした硬質の透明感をもつまで、数分か数十分。
十分固まったように見えたので近くの枝に止まらせると、
あわててのぼり、じっと身を固めていた。
雨が降り出したので事務所に入った。
しばらくしてふたたび見ると
既に姿はかき消えて無かった。

2007. 7. 23雑感

豊富町の住居 現場報告2

豊富町の住居の現場は季節外れの台風への準備で足場のネットが外されて外観が確認できる状態になっていました。周囲の建てものに比べて、ちいさくて低い佇まい。
この家の外壁の一部はガードパネルという分厚いフレキシブルボード(セメントでできた板)の一種を下見板状に張り上げている。大工は苦労されたようだが、なかなか存在感のある良い表情。

今これを書いているのは台風一過の日曜日なのだが、現場は無事だったろうか。
1日掛けて養生されたようだが、このスケジュールでこの雨はきついな。

2007. 7. 13豊富町の住居

43条ただし書き

敷地が接道しているように見えて、実は建築基準法上の道路ではないという、若干ややこしい状況なので建築基準法43条1項本文ただし書き「接道義務の適用除外申請」を出しに敦賀まで。
往復7時間の旅なのでいくつか本をまとめて読む。1つは赤木かんこ編「日本語ということば」。最後の章の小学校2年生の「セロ弾きのゴーシュ」についての感想文が出色。殆ど「論考」といってよいほどの思考のみちすじにまぁ目からうろこが落ちすぎて足の踏み場もありませんよ。ちょっとこの子の将来が心配になるくらい。いろいろと長文の感想もあるようですので興味のある人は是非。あまりによく書けすぎていて手放しでお薦めできない感も少しありますが。
もうひとつは竹原義二氏の「無有」。こちらはうってかわって読み下しにくい。や、当然なのですが空間体験について建築的に描写することのむつかしさを感じさせられました。読み込むのにもう少し時間が掛かりそうな感じ。とりあえず実物を見に出かけたくなります。
もう1冊は梨木 香歩「水辺にて」雨の日に京都から滋賀を抜けて北陸に向かう車中で読むには最適といえよう。うつくしく磨かれた日本語。磨かれすぎな感も少し。
朝の9時に事務所を出て、帰り着けば夜の9時。そんな一日。

2007. 7. 6美浜町の住居

豊富町の住居 現場報告1

工事も中盤にさしかかり、佳境を迎えています。
開口部の枠廻りの図面を1/5で描いてお渡ししているのですが、飽き足らずにシナ合板に原寸で大工さんが何枚も作図されて確認されています。


庭に建てられた小屋の内部。
こどもの小屋と庭の間に掛けられた橋

2007. 6. 29豊富町の住居

多摩美八王子図書館

見学記録。
伊東豊雄氏の設計。
敷地の斜面を写し取ったコンクリート土間の上に緩くカーブを描く極薄のアーチ状のコンクリートが2層積み重なる構成。


信じられないような精度であわせられた、緩いカーブを描くガラスとコンクリート。
一応講師の方との利用方法についての打ち合わせという名目で図書館内に入れてもらう。(一般公開は7月からです。)
新種の水棲生物のような、ガウディの地下聖堂のような、あたらしくてなつかしい、ふしぎな空間。
そして
建築と家具との関係のとりもち方が、とても良く、親密な空間が醸し出されていた。

ファサードの曲面ガラスには虹のような映り込みが発生していたのだけれど、あの現象は一体なんだったのだろうな。

2007. 6. 10建築探訪

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