Tato Architects / Yo Shimada

Menu >

Blog

松山大学ダンス部

少し忙しくしてて更新サボり記録を更新中ですが、是非お知らせしたいことが出来ましたので取り急ぎ、書き記しておきます。
去年はじめて見て大ファンになってしまった松山大学ダンス部が今年も神戸にやってきます。
実は神戸ではもう18年も「全日本高校・大学ダンスフェスティバル」という大会が神戸文化ホールで行われているのですが、今年もその大会に松山大学ダンス部がエントリーして発表します。
4回生が出場する創作コンクール部門予選が8/2(水)の13:34~39(予定)で、決勝が8/3(木)。
3回生が出場する参加発表部門が8/4(金)の10:58~11:01(予定)です。
松山大学ダンス部については僕の友人が記事をいくつかWEBに発表していますので良かったら読んでみて下さい。
松山大学ダンス部!
続・松山大学ダンス部!
続々・松山大学ダンス部!
身体をつかった表現というものに少しでも興味のある人であれば、見て後悔は無い筈です。
 僕からはそれだけ。

2006. 7. 31雑感

クリックひとつで

編集中に誤って記事を一つ消してしまいました。ログはあるので復旧は出来ますがコメントを入れてくれた方々、申し訳ないです。デジタルって怖いよな。

2006. 6. 30雑感

SALLOW

下の方の日記で言及している店舗『SALLOW』は無事工事も終わり、6/1にオープン予定です。
改装前の物件に長い時間をかけて付与された様々なディティールに殆ど手を加えずに一旦抽象化させる方策として、全てを黒く塗りこめてしまうことにし、前面のアルミサッシをステンドグラスに変更。このステンドグラスはオーナーと私の共通の知人であるステンドグラス作家に格安で製作してもらいました。
照明は200Wの耐震電球に調光を目一杯かけて色温度を蝋燭に近似させています。
熱線反射ガラスで作った火屋に蝋燭を入れて、反射増殖させています。
細部の仕上の殆どを素人施工としていますが、黒く塗り込める効果により、なかなか高級感が出たのではないかと思うのですが如何でしょうか。
オープンパーティー用の花
植物事務所COCA-Zにお願いしました。
カフェ「SALLOW」
神戸市中央区中山手通5-1-21
兵庫県庁の北、相楽園の入り口の南
営業時間11:00~20:00 2006年6月は不定休

2006. 5. 31雑感

性懲りもなく同じことを

 先日、自分が内装に関わった店舗が閉店すると言うので最終日に顔を出しに行った。
時間も予算もかなり限られた条件だったのだが、大学時代からの友人の店なので、随分と頑張ったのだけれど、自分の未熟さもあって、かなり苦労した仕事だった。
 もう随分時間が経った気がしていたけれど、いざ閉店と思って見廻すとその頃の気分がまざまざとよみがえってきて、こわばったまま表情のまま、挨拶もそこそこに帰ってきてしまった。
ちょうど今、また友人から同じような予算規模の店をお願いされ、性懲りも無く引き受けて走り回っている。あれからいくばくかの時間が経ったけれど、今度はうまく踊りきれるだろうか。
これがその物件。予算があまり無いので解体工事もオーナーと事務所総出で。
こんなことやっておるばやいでは無い。

2006. 5. 26雑感

MY ARCHITECT

先週の金曜日はルイス・カーンの32回目の命日だったそうだ。
カーンといえば今公開中のMy Architect
カーンの隠し子、ナサニエルがカーンの建物を巡り、幼くして亡くした父の面影を探すドキュメント映画。
僕にとっては「ソーク」が「アーメダバード」が大画面で、動画で観れるだけで十分満足。
冒頭は字幕が邪魔だとすら思いました。特にフィッシャー邸の窓辺は素晴らしい!。
ビバ窓辺!
意外だったのはカーンの人生においても「ユダヤ人であること」が大きな意味を持っていたこと。最近はよくユダヤ人という主題にぶつかるな。ニューヨークでもジューイッシュタウン等、ユダヤ文化がとても興味深かった。
ただ、イスラエルに作ろうとした教会は完成せず、イスラム国家であるバングラディシュに議事堂を建設したのが遺作になったのは皮肉かもしれない。
見せ場は建築だけでなく、カーンを巡る様々な人間の複雑な思いに触れ、ふと涙ぐみそうになる。
最後にケビン・ベーコンの父エドマンド・ベーコン(元フィラデルフィア都市開発委員長。カーンと対立)のインタビューが息子の演技をはるかに超える狂人振りを発揮していて素晴らしかったことを言い添えてきます。

2006. 3. 22雑感

音の海

このあいだの日曜日は友人が知的障害を持った子供達と音楽を創る、ワークショップを何週間もしていて、その発表があるというので見に行ってきました。
根がひねくれているもので、こういった絶対的に正しそうなものってあんまり興味をそそられないのですが、友人のおさそいの文章が素敵だったので出掛けることに。
ワークショップのリーダー的存在大友良英さんと子供たちの取り合わせにも興味がありました。
ひょっとしてノイズ地獄?
いやいや。
結論から言うと、とても幸福感に満ちた美しい時間でした。
最初は大友さん達、大人が一曲演奏して子供たちの「演奏したい欲」を十分に刺激してからの全員での演奏。大友さんは「そのうち調子が出てくるから」とおっしゃっておられたのですが、いきなりの全開と集中力で、最後にはドラムを叩いていた永井君が舞台の中央で踊るような指揮を始めて(これが意外にもとても訓練されたヒップホップぽい動きで)爆発的に盛り上がる。もっと散漫なことになるんだろうなと思っていたのだけれど、とても面白かった。
これはちゃんとしたコンサートだ。しかもかなり上質の。こちらもしっかり聴かねばと思って聴いた、2部での大友さん達ミュージシャンと子供たちの語り合いのような音楽の時間は特に忘れがたく、ピアノの音を拾ってくるように弾く女の子とのトリオや、呼吸をするようにトランペットを鳴らし続ける橋本さんとのカルテットなど聴き応えのあるものばかり。
3部の催眠的なハンマービートを太鼓で叩き続ける男の子をベースに色んな音が絡みあう演奏も、ふらふら歩き続けながらなにかを歌い続ける少年も素晴らしかった。
大友さんのバンマスとしての存在の仕方やインプロゼーションの展開力はさすがで、子供たちの自由な音楽を導く手捌きと、見守る姿勢に惚れた。格好よすぎるぜ。
計3時間半もあったのだが、様々な仕掛けに満ちた構成であっという間にラスト。親御さん達も幾度かステージに上がり、少し恥らいながら掃除機を演奏したり!して素敵アイデアに溢れていた。一緒に演奏したい気持ちに。
とても不思議だったのはアンコールの色んな人が飛び入りしてのお決まりの狂乱状態みたいな演奏には、先程までの演奏には確かにあった魔法のようなものが働いていないように感じて、ついさっきまでステージで、観客席で、ホワイエでつくりあげられていた空間が、いかに精妙なバランスで成り立っていたのかがよく分かった。少しナイーブ過ぎる感想かもしれないけれど。
大友さんの日記はこちら。ワークショップについての読み応えのある記述があります。

2006. 3. 13雑感

2/27 Your Light Shadow

滑り込みでOlafur Eliasson “Your Light Shadow”に。
とても単純な仕組みで色々な現象を創り出していて、素晴らしい。最近はこういう知覚の仕組みについての作品が気になります。
置いてあったエリアソンの作品集に最近活躍している若手建築家のアイデアにとてもよく似た作品を見つけてしまい考えさせられる。
よく似たアイデアっていうのは同時多発的無関係に発生するのかどうか。
DIA BEACONのFred Sandbackも「もの派」の狗巻賢二の作品とほとんどまったく一緒だったけれど、どうなんだろう。
上の写真は金沢21世紀美術館のエリアソンの作品を覗き込むアリくん。
余力を駆って表参道ヒルズに。思ったより狭い。もっと巨大なものを想像してしまっていました。高級洋服類、高級おやつ類には興味がもてず。それにしても酷いグラフィック。一角に再現された同潤会アパートは巷の散々な評価にもかかわらず、同潤会アパートのスケールを思い出させることができる点でのみ気に入った。空間の模型みたいではあるのだけれど。
東京駅の前川國男展に出向くも休館だということでがっくりとしつつ帰宅。

2006. 3. 12雑感

木耳

色んな仕事が実施設計段階に入ったので図面をぐりんぐりん動かしながら描いているもので仕事以外でモニターを見る気がしないものでずいぶん間が空いてしまったものです。目がいたい。
というわけで忙しさにかまけて、事務所から一歩も出ずに過ごしていると(過激に運動不足気味)近所の友人から、「事務所の裏庭にキクラゲが生えてるよ。」
との御一報。そんなバカな。と思いつつも見に行くと。。
ありました。不気味。
便利なインターネットのおかげで、
「キクラゲに似た種類に毒はない感じ。」
「生で食える数少ないキノコです。」
とのおぼろげな情報を得て、早速チャレンジ。
おやつに刺身で美味しく頂きました。
ついでに夕食をキクラゲ尽くしにしてみました。豚肉と蓮根とキクラゲの炒め物。キクラゲの吸い物。キクラゲの刺身など。
コリコリしていて、香りもよくおすすめです。事務所に来られた際はどうぞ。

2006. 3. 4雑感

400万円アパート その後


以前紹介した400万円の激安アパートは結局、僕の友人が購入してセルフリフォーム中。僕も少しお手伝いして構造補強と開口部の変更を。
開口部をアルミサッシに変更したらセロテープを貼ったみたいになった。
どうせならこれ位ビフォアアフターしてくれると面白い。
スタートレックのボイジャー号に自宅を改装した人のサイト。DATABANK 3にある写真で、ビフォアアフターの写真を比較できます。ただしやりすぎて破産しました。きっかけは奥さんに逃げられたからだそうですよ

2006. 2. 16雑感

いやなはなし。いやな法律。(少し追記しました)

せっかくの日曜日も洗濯機を廻して、鉄骨の耐火被覆の資料を見比べたり、
ホームエレベータについて調べたり、こうしてブログを書いたりしているうちにすっかり夜に。
東京の某有名設計事務所に勤める友人から、実施設計を手伝ってほしいとの依頼が来たのだけれど結局断ることに。
とても面白そうなプロジェクトだっただけに残念だけれど、さすがに時間的に無理だ。
こうして各所に不義理を重ねてしまっています。申し訳ない。
ところで友人の日記で知ったのだけれど、これは酷い
以下に簡単に引用
電気用品安全法とは、簡単に言えば、電源を使用する電気製品に対して安全基準を新たにつくり、それに適合したものに「PSEマーク」をつけて販売するという法律です。
「PSEマーク」製品、つまり電気用品安全法に適合していない電気製品は法律で製造・販売・輸入が禁止され、これに違反すると法人の場合、最大1億円の罰金が科せられます。
5年も前にこんな法律が出来ていたなんて全然知らなかった。
(今年の4月から規制が開始)
特に痛手をこうむるのは、その機械でしか再生不可能な文化的特質を持つものたちだ。
レコードプレイヤーもビンテージのアンプも
ハモンドオルガンもテルミンもミニムーグも
フェンダーやマーシャルのアンプも
プレステもドリキャスもファミコンも
レーザーディスクプレイヤーもベータ規格のビデオデッキも
二度と売買禁止。ネット販売、オークション、さらには個人間の売買すら禁止。
考えすぎだと思うでしょう?
そんなバカなって。
石橋楽器買取販売終了のお知らせ
これはもう地下経済化するしかないんだろうか。暗澹たる気分。

2006. 2. 5雑感

x Close