Tato Architects / Yo Shimada

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美浜町の住居 掲載情報

美浜町の住居新建築住宅特集12月号地域特集に1pだけですが掲載されています。

掲載情報


塩屋町の住居 美浜町の住居 比叡平の住居 が ドイツGestalten社のSUBLIMEという本に掲載されています。
こちらで一部閲覧可能です。

美浜町の住居 竣工写真

先日写真家の市川かおりさんに撮影していただいた
美浜町の住居の写真が出来上がってきました。
いずれサイトにも掲載しますが、とりあえずこちらにUPしておきます。



美浜町の住居 竣工/写真撮影


美浜町の住居は無事竣工し、市川かおり氏に竣工写真を撮影していただきました。
当日はあいにくの吹雪でしたが吹雪の合間に果敢に撮影していただき、
なかなか良い写真が撮れたようです。仕上がりが楽しみです。
オープンハウスも行うことを考えていたのですが、遠方であることと、
かなりの大雪が予想された為、大事をとって今回は見送りました。

2008. 3. 2美浜町の住居

美浜町の住居 現場報告2

美浜町の住居の外観はずいぶんと仕上がってきました。4つの小屋が集まってひとつの家を成しているようにも見えるこの形式は、この集落で散見された小さな建物が寄り集まってひとつの住処を作り上げている風景を参照してみたもの。

2008. 1. 18美浜町の住居

美浜町の住居 現場報告1

美浜町の住居も中盤に差し掛かり、片流れの屋根が風車状に組み合わさった屋根面が見えてきました。
最初はフラットルーフで提案させていただいたのですが、山に囲まれたこの場所では、色々な向きを持つ片流れ屋根の稜線が背景の山の稜線と呼応して良く馴染む。変更してよかった。平屋の建築の場合は足場が軽易なので外部の出来上がる姿が確認しやすく助かります。内部の明るさなども足場に幕が張ってあると結構暗く、足場が取れるまで不安になったりするものです。
福井県はこの時期ずっと雨が続くらしく、現場は大変そうだがしっかりやって下さっているようで、今までのところ特に問題も無く。
現場は確かに遠いのだが、前日徹夜して車中で爆睡する特技を身に付けて効率よく現場監理できるようになった。

2007. 12. 17美浜町の住居

美浜町の住居 上棟しました

私事で忙しくなってしまい、つい2ヶ月あまり放置してしまいました。
仕事は色々と進んでいるので徐々にお知らせしていきます。
美浜町の住居は無事着工を迎え、先日上棟しました。
この場所の空気感に馴染む大らかな空間になれば良いと考えています。
4つの片流れの小屋が風車型に組み合わさってひとつの家を形づくります。
施主さんは少し立派すぎて気恥ずかしいとの感想でした。僕のところに依頼に来られる方は比較的そういう人が多いような気がしますが、割と一般的な考え方なのかもしれません。

2007. 11. 2美浜町の住居

43条ただし書き

敷地が接道しているように見えて、実は建築基準法上の道路ではないという、若干ややこしい状況なので建築基準法43条1項本文ただし書き「接道義務の適用除外申請」を出しに敦賀まで。
往復7時間の旅なのでいくつか本をまとめて読む。1つは赤木かんこ編「日本語ということば」。最後の章の小学校2年生の「セロ弾きのゴーシュ」についての感想文が出色。殆ど「論考」といってよいほどの思考のみちすじにまぁ目からうろこが落ちすぎて足の踏み場もありませんよ。ちょっとこの子の将来が心配になるくらい。いろいろと長文の感想もあるようですので興味のある人は是非。あまりによく書けすぎていて手放しでお薦めできない感も少しありますが。
もうひとつは竹原義二氏の「無有」。こちらはうってかわって読み下しにくい。や、当然なのですが空間体験について建築的に描写することのむつかしさを感じさせられました。読み込むのにもう少し時間が掛かりそうな感じ。とりあえず実物を見に出かけたくなります。
もう1冊は梨木 香歩「水辺にて」雨の日に京都から滋賀を抜けて北陸に向かう車中で読むには最適といえよう。うつくしく磨かれた日本語。磨かれすぎな感も少し。
朝の9時に事務所を出て、帰り着けば夜の9時。そんな一日。

2007. 7. 6美浜町の住居

美浜町の住居 4

時間の許す限り、現在進行中の仕事をいくつかご紹介しておきます。
美浜町の住居は敷地周辺の状況と、いくつかの新たな条件、施主であるNさんの「さりげなくある感じが良い。」というご意見を総合的に判断し、それまで進めていた案を廃棄し新たな案で進めることに。

新しい案の特徴は周辺の村落に見られる、いくつかの小さな建物が寄り集まって外部空間を含めた居住空間を作っている様子を参考に、いくつかの原初的な小屋が寄り集まって住宅を形成していることです。それぞれの小屋は異なる方向に流れ、比較的積雪量のあるこの地方の雪を分散して落下させます。
それぞれの小屋が1本づつ小屋梁を出して中央の屋根が形成されて家の中心を成し、小屋の隙間はそれぞれ玄関や勉強コーナーや洗面所のように使えたりします。

2007. 1. 2美浜町の住居

美浜町の住居 第3回打ち合わせ


美浜町の住居は自然豊かで雪深い土地柄を考慮して半屋外空間で平屋を取り囲む計画
オレンジ色のポリカーボネイトで囲われた半屋外空間は施主の雑多な物を収納し、雪国の雁木通りのように母屋への通路にもなる。そこに並べられた雑多な物は全てオレンジ色に染め上げられ、ある統一感を持った風景となるだろう。
夏は蚊帳のように機能すればよいのではないか。と、まだはじまったばかりですが期待が膨らみますよ。

2006. 10. 10美浜町の住居

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