北野町の住居2の写真ですが、これまでは僕たちがポジフィルムをスキャンしてアップしていましたが写真家の繁田氏が、新たにスキャンし直してくれたデータが届きましたのでウェブサイトの写真を更新しました。ほとんど別物と言っても良い仕上がりに反省しきりです。今後はスキャンまでちゃんとお願いしよう。。
こちらでも一部を紹介。
荒谷省午さんの設計された住宅のオープンハウスに行ってきた。これまで見せていただいた氏の住宅は、割と大きなものが多かったのだが、これはコンパクトで締まった、とても良い住宅だった。
自邸などでも取り入れられていた斜めの要素がより大胆に使われ、三層を貫く壁となって空間にさまざまな濃淡をもたらしていたのが印象的だった。無有建築工房のOBである氏はもっとスタティックな設計をしていくのだろうと勝手に考えていたのだが、最近はそんな思惑は毎回裏切られ、どんどん自由になってきているようだ。
二階はMenilCollectionMusiumのようにルーバー状の反射板を介して拡散光の拡がる落ち着いた空間だった。
水回りの空間に壁の裏側的な感じを持ち残念に思ったのは、大抵最も良い場所に水回りを計画してしまう僕の性分が為せる技でしょうか。
もう少し長居したかったのだが、はずせない用事があり、そそくさと退席してしまった。次作も是非見てみたい。
以前から予定はあったのですが、ようやく事務所を北野町に移転しました。北野町の住居2の地下になります。
まだ、片付かないまま仕事を始めていますが、自分の設計した建物を使うのは、なかなか良い感じです。神戸はどうやら感染地域のようで、北野町には驚くほど人がいません。
また、この機会にずっと更新していなかったウェブサイトを更新しました。是非御高覧下さい。
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タト