下の方の日記で言及している店舗『SALLOW』は無事工事も終わり、6/1にオープン予定です。
改装前の物件に長い時間をかけて付与された様々なディティールに殆ど手を加えずに一旦抽象化させる方策として、全てを黒く塗りこめてしまうことにし、前面のアルミサッシをステンドグラスに変更。このステンドグラスはオーナーと私の共通の知人であるステンドグラス作家に格安で製作してもらいました。
照明は200Wの耐震電球に調光を目一杯かけて色温度を蝋燭に近似させています。
熱線反射ガラスで作った火屋に蝋燭を入れて、反射増殖させています。
細部の仕上の殆どを素人施工としていますが、黒く塗り込める効果により、なかなか高級感が出たのではないかと思うのですが如何でしょうか。
オープンパーティー用の花
植物事務所COCA-Zにお願いしました。
カフェ「SALLOW」
神戸市中央区中山手通5-1-21
兵庫県庁の北、相楽園の入り口の南
営業時間11:00~20:00 2006年6月は不定休
塩屋町の住居は無事着工、6月中旬の竣工を目指してハイペースで現場が動いています。工務店の社長は「思ったよりたいへんですな。。」とぼやき中。
外観はそのままに、内部はほぼスケルトン状態にまで解体。これは着工直後、5月2日の記録。
その後blogをさぼっているうちにちゃくちゃくと工事は進み。。
いまこんな感じです。
先日、自分が内装に関わった店舗が閉店すると言うので最終日に顔を出しに行った。
時間も予算もかなり限られた条件だったのだが、大学時代からの友人の店なので、随分と頑張ったのだけれど、自分の未熟さもあって、かなり苦労した仕事だった。
もう随分時間が経った気がしていたけれど、いざ閉店と思って見廻すとその頃の気分がまざまざとよみがえってきて、こわばったまま表情のまま、挨拶もそこそこに帰ってきてしまった。
ちょうど今、また友人から同じような予算規模の店をお願いされ、性懲りも無く引き受けて走り回っている。あれからいくばくかの時間が経ったけれど、今度はうまく踊りきれるだろうか。
これがその物件。予算があまり無いので解体工事もオーナーと事務所総出で。
こんなことやっておるばやいでは無い。
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タト