Tato Architects / Yo Shimada

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事務所の風景

夏に手伝った店舗の影響で、事務所に置いてある家具も思い切って塗装を剥がしました。


上に掛かったマフィアの肖像画は実は窓からのぞく北野町の住居2の住み手である父です。本棚に置いてあるのは、いとう君に結婚祝いにもらった刺繍糸による絵。殴られている人に見えますが何故?

2009. 10. 26北野町の住居2

ゴーヤ




秋も深まってきたので、トップライトの上に育てていたゴーヤを撤去しました。ひさしぶりの青空。
ゴーヤは大活躍してくれ、今年の夏の主食はゴーヤ。山からの風のおかげもあり、今年はエアコンを一度も使うことなく過ごすことが出来ました。
写真は往事のゴーヤさんの勇姿。


寝室からも鏡を介してゴーヤと青空が。ゴーヤかわいいよゴーヤ。

2009. 10. 24北野町の住居2

中山さんのオープンハウス


中山英之さんにお招きいただき、新作住宅を京都で拝見してきました。
神社の脇に建つのだけれど、牧師館のようにも見える、まったく新しいような懐かしいような、時代を感じさせない住宅。前作よりも名伏し難い謎めいた空間に、あれはいったい何だったのだろうかと考え続けています。
建物に入った瞬間は事前に見ていたスケッチの印象に引っ張られたせいか、中央のボリュームがあと1.3倍ほど大きい方が良いのではないかと思いながら見はじめたのですが、奥行きを消失させる南側のR壁と、北側のガラス壁、扉を開けるたび、階段を上り下りするたびに境界をひょいと飛び越えるような感覚に、空間の大きさがすっかり判らなくなってしまいました。
階段を上下しているうちに境界を飛び越える感覚は、大好きな住宅の一つである中村好文さんの上総の家を思い出させたりするな、などと思いながら過ごしているとあっという間に夕方です。
表裏で微妙に明度を変えた扉の薄いグレーやホーロー製のようにポテッとした表情の家具は流石で、真似できそうにありません。前作では少しキリキリとチューンされ過ぎな感じが若干気になったのですが、そういう部分はなくなって大らかな感じがしました。
ただ、巨大なガラス面はやはり住宅というよりは、商業施設や公共施設のようにも見えてしまうので、作っておられたカーテンが掛かったところを見てみたいと思いつつ、帰路につきました。
あのささやかな場所で、これから家族4人がどう暮らされていくのか、とても興味があります。

2009. 10. 22建築探訪

二子新地の住居 上棟


二子新地の住居は無事上棟。近くの現場だともっと足繁く通うのですが、そういうわけにも行かないのでなるべく濃密な打ち合わせを行う。次回は中間検査だと思うと少し不安だ。
夕方からDialog in the Darkへ。暗闇で見知らぬ人々と2時間程過ごすイベント。顔が見えないと、ある種ネット的なコミュニケーションが生まれるのだなと実感。逆に言うと我々の対面でのコミュニケーションは大部分が視覚情報に支配されているとも言える。暗闇では親密だった空気が、陽光の下では再構築し難かった。
また、完全な暗闇に身を置くと蒼い光が視えてくる。タレルによるとサインが無さすぎて脳がノイズをサインとして拾い出すことによる光とのことだけれど。
夜は施主お手製のお好み焼きをいただいたのだがチェーン店が開けそうな絶品。多加水状態を作るのがこつ(というかそういう小麦粉があるらしい)だそうで、今度取り寄せてチャレンジしてみよう。

2009. 10. 21二子新地の住居

北野町の住居2 掲載情報

北野町の住居2 が住宅建築 11月号に掲載されています。
写真はいつも撮ってもらっている市川かおりさんですが、なんだか写真の色味が不思議な感じです。雑誌のカラーってあるのだなと興味深い体験。

U-40建築家会議/twitter



JIAの全国大会でU-40建築家会議というものに出席。
60人ほどの若手建築家が全国から集まり10人ずつテーブル分かれて討議するのだが、最後まで議論の軸を創り出せず、いまいち熱気に欠ける討議となり先輩方を心配させてしまった。
議論を乗っとるくらいの勢いがあれば良かったのだが、何となく遠慮してしまったし、そもそもなんの為に集まっているのかも良く判っていなかった。猛省。
写真は報告し忘れていた中村拓志さんとのパネルディスカッション。
こちらは吉田豪を心の師匠に中村さんの学生時代の論文まで漁ったこともあり、なんとかなったのではないかと思うが、どうなのだろう。
これからは、もすこしちゃんと発信していかなければと思う今日この頃。blogも更新します。
その為にと思いtwitterも始めました。格好悪くても踊ってみる派。ツールとしては使えるのではないかという印象。

2009. 10. 20雑感

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