Tato Architects / Yo Shimada

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【告知】3/23 JIA デザイントーク 登壇します

バタバタしており当日の告知になってしまいました。
JIA デザイントークで比叡平の住居について、質疑応答を含め1時間ほど話します。
他の登壇予定者は関谷 昌人氏です。
【日時】3月23日(水)18:30~20:30 ※18:00~受付開始
【会場】ハービスPLAZA 4Fイベントルーム(大 阪市北区梅田2-5-25)
【資料代】1,000円(学生・JIA賛助会員無料)
【定員】80人(申込み先着順)  
○お申込はJIA近畿支部事務局までE-MailまたはFAXにて
(社)日本建築家協会近畿支部 事務局
E-Mail: jia@bc.wakwak.com
TEL.06-6229-3371 FAX.06-6229-3374
詳細はこちらを参照下さい http://jiakinki.blog95.fc2.com/blog-entry-326.html
皆様のお越しをお待ちしています。

2011. 3. 23未分類

緊急仮設住宅/¥39800 HOUSE

東北地方太平洋沖地震 で、日本中が大変なことになっています。
これから仮設住宅の建設や復興などで、僕ら建築家が役立つ日が来る筈です。それに備え、今は日々の業務を遂行しておきます。
1995年の阪神淡路大震災の折は学生で、実家は神戸でしたので、何か自分に出来ることはないかと考えたのが、金物屋程度で手に入るもの、あるいは廃材などで簡易なシェルターを作れないか?といったものでした。
避難施設である体育館等はプライバシーがあまり無く、疲れを覚える人も居ましたので仮設住宅が建ち始めるまでの繋ぎとして、住居として、あるいは避難民用の応接スペースとして造れないだろうかと考えていました。
今考えるとブルーシートとダンボールを組み合わせてホームレスの方々の知恵を借りて造るのも良かったのではないかと思いますが、この時は波板を使用し、最小限の骨組みで波板を繋げ、内側からテンションを掛けて自立させることを考えました。当時試算したところ、費用は大体39800円程度でした。
学生時代の作品で浅慮な点もありますが、何かのヒントになればと思い、以下に実際に作ってみた写真など公開しておきます。
30mm角程度の木材と50mm幅程度に切ったベニヤ板で波板を繋げる為の骨組みを作る


ビニール紐を張って、そこに角材を突っ張るような形で差し込み、テンションを掛けて安定させながら波板を張っていく。

屋根もテンションによってむくりをつけて排水勾配をとる。
京都市立美術館の庭に再建。黒い波板と透明な波板を交互に張った為、鯨幕(葬儀の白黒の幕)を連想させ、反省。
内観。エアークッション材や毛布などを掛けて防寒とする。
PLAN
SECTION

2011. 3. 14未分類

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