Tato Architects / Yo Shimada

Menu >

Blog

豊富町の住居 現場報告1

工事も中盤にさしかかり、佳境を迎えています。
開口部の枠廻りの図面を1/5で描いてお渡ししているのですが、飽き足らずにシナ合板に原寸で大工さんが何枚も作図されて確認されています。


庭に建てられた小屋の内部。
こどもの小屋と庭の間に掛けられた橋

2007. 6. 29豊富町の住居

多摩美八王子図書館

見学記録。
伊東豊雄氏の設計。
敷地の斜面を写し取ったコンクリート土間の上に緩くカーブを描く極薄のアーチ状のコンクリートが2層積み重なる構成。


信じられないような精度であわせられた、緩いカーブを描くガラスとコンクリート。
一応講師の方との利用方法についての打ち合わせという名目で図書館内に入れてもらう。(一般公開は7月からです。)
新種の水棲生物のような、ガウディの地下聖堂のような、あたらしくてなつかしい、ふしぎな空間。
そして
建築と家具との関係のとりもち方が、とても良く、親密な空間が醸し出されていた。

ファサードの曲面ガラスには虹のような映り込みが発生していたのだけれど、あの現象は一体なんだったのだろうな。

2007. 6. 10建築探訪

x Close