Tato Architects / Yo Shimada

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最近、構造計算書の偽造事件が話題に上っている。書きたいことはあるのだが上手く書けそうに無い。とにかく、あそこまで酷い人間達がいることに深く驚いた。(施工会社は間違いなく深く関わっており、どちらかといえば主導的な立場だろう)
ただ、あまり報道されないのが不思議なのだが、今年の6月に「指定確認検査機関の確認によって生じた第3者に対する賠償責任は、地方公共団体に帰することを肯定する」といった趣旨の判断が最高裁ではじめて示されている。行政も無視を決め込むわけにはいかないんじゃないだろうか。
また、民間の確認検査について、とやかく言われているようだが、以前の官庁の検査に比べれば格段にサービスもよく、指摘も分かりやすいので僕にとっては、とてもありがたい存在なのだ。しかし、民間の確認検査機関の最大手、日本ERIなどはミサワホームや大和ハウス、パナホーム、三井ホームなどが出資して出来た会社だ。子会社が親会社の仕事を検査する制度はやっぱり少し無理があるよ。

2005. 11. 22雑感

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