Tato Architects / Yo Shimada

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この仕事をやっている理由のひとつとして


いよいよ仕上がってきた。最高に楽しい時間の始まり。予想通りに行っているところ。予想ほどは効果の無かったところ。既知の空間、見知らぬ空間。色々検証しながら現場を右往左往。ここ2.3日はほぼ現場で朝から晩まで過ごしている。追加でちょろちょろと仕事をお願いしつつ、最後まで指揮棒を間違えずに振れるか。今回はマジックミラーを使った反射空間が上手くいくかが気になっていたのだが、ようやく何とかなりそうな感じになってきた。

2004. 12. 8雑感

ごちそうさまの一日


高名なフランス料理店のオーナーシェフ(残念ながら店は閉めてしまわれましたが)
の自邸を見学。ついでにお昼をご馳走になる。自邸はニッチ状の小スペースが集積して出来たような、とても親密な雰囲気。築20年とのことだが、とても愛されているようで素晴らしい佇まいを醸し出していた。
その後京都に出向いて中山英之氏のレクチャーに。予想外にお茶目な人柄でトリコになる。トーネットの14番のスライドを映しながら「凡庸すぎて、透明化しちゃって、見えない感じ」が好きだと言う話で、同意しつつも、おそらく世の建築家は同じ意図でウェグナーやアントチェアを選んでるのではないだろうか、と思ったり。
今計画中の住宅の床の厚さが、わずか50mmだとの話を聴いて確かに構造家と組むことによって見えてくる地平(何でこういう時って地平って言うんだろう?あと考えておこう)もあるんだろうと考えたり。
ついでに内装を設計させていただいた雨林舎に寄って食事をして、オミヤまで頂いて帰る。
ごちそうさま。

2004. 12. 4雑感

あと一週間。


現場は終盤。あと1週間で終わる。色々な現象が想定どおりに作動してくれると嬉しいのだが。写真は二階居間。稜線を振った屋根型がドームのような広がりを創り出してくれることを期待。
今回は自分でもうんざりするよな細かい図面を書いてしまった。はんせい。パッと見あまり細かいことを考えていないように仕上がって欲しい。

2004. 12. 3雑感

グールドと草枕/CCCD

グールドが草枕(漱石)を愛読書にしていたとは知らなかった。
草枕ってどんな内容だったろうか?今度読んでみよう。高知通いで時間はたっぷりありそうだ。
あの人を舐めたレコード業界の産物であるCCCDとかいう奴が終わりに近づいてるようで純粋に嬉しい。(うちのオーディオでは再生不可だった。仕方なくパソコンに取り込んで聴くようになり、おかげでiTunesを使うことを覚えたので業界の意図とは全く正反対の結果をもたらしたわけだが)
CCCDにして売り上げが伸びるかと思ったら逆に買われなくなったというのはなんだか物悲しい話。

2004. 12. 2雑感

独り言を繰り延べておる件について

北野町の住居1も竣工するので設計意図を整理してみたら
施主の望みはこうでした。敷地はこういう性情でした。
法律はこうで、こうなった。という短くてつまらない文ができた。
海を眺めながら世捨て人のように設計をしていると、設計しているものに対して特に言語化しないで良い為、いざ言語化しようと思ったとき、戸惑ってしまう。
上記のような説明は施主に対して日々行っているので言語化されているのだが、そうではない部分についてはなかなか言い表せない。
なにも無いわけでは無いはずなのだが。
なんで自分が作ったものを自分で解説しないといかんのだといって煙に巻くよな文章を捏造するのはまぁ簡単なのだが、言葉でも興奮させられるような設計をしないとね
とか考えて日々駄文を繰っておるわけだ。
(つまりは治療の一環で御座います)

2004. 11. 30雑感

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