Tato Architects / Yo Shimada

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スタディ

北野町の住居Ⅱが大分方向性がまとまってきた。
僕の親族の家と言うこともあり、試みとしていくつかのスタディを紹介してみます。
いつもこういうスタディをしているかというと、そういう訳でも無い。
この場所は周辺状況が複雑なので、建物の置き方が重要だと考えられるからスタディを繰り返しているし、置き方ひとつでずいぶん建物の在りようは変わってしまう。

採光を考えて建物を北側一杯に寄せて南側を空け、ワンルームマンション側に低層の住居を配置。ワンルームマンションに対してあまりに拒否感一杯の建ち方はまずいと思い没。

敷地から各辺必要なだけ引きを取り3層に立ち上げてみる。変な立体で面白いがこのままでは大きすぎる。

チューブ状。予算オーバーしそうだし、チューブ状は安易な気がするので没。

北側道路目一杯に寄せ、圧迫感を減らすために建物に孔を空ける。孔はそれぞれ玄関ポーチになったりデッキになったり居間になったりする。面白そうだが予算オーバーしそう。あと、階段が多そうで施主さんの年齢を考えると酷かと。

建物を板状にして北側に寄せビューウインドウのみ突き出す。突き出すのはマンションからの視線をかわす為。

上の発展系。構造上の無理を避けるために支えを入れてみる。

上をさらに発展させてみる。
まだまだ中途ですが続きは後日にします。

2005. 3. 11北野町の住居2

北野の住居Ⅱ打ち合わせ

やっと方向性が見えてきたので北野の住居Ⅱの打ち合わせ。
割と詳細な敷地模型を作ったので、周辺に対してのボリュームの配置がずいぶん気になる。北野の住居Ⅰとは敷地条件が違うので、眺望を得るのはかなり難しいのだが、あきらめきれない御様子なのでもう少し検討してみることにする。
ずっと心血を注いできた安芸の住居は基本設計が終わったと思ったら
施主さんの都合で中止になりそう。明日も事務所に来られるそうで、さてどうなるか。。

2005. 3. 9北野町の住居2

北野町の住居Ⅱの敷地模型とスタディ群。


今年からスタッフとして来てもらっているI君作成。
スタッフが居て助かるのはこういうスタディをいろいろと試すことが出来る点で、模型をたくさん作って試すなんて、自分でやってたら限界がある。特に最初はボリューム模型ぐらいしか頼めないし1ヶ月位はボリューム模型ばかり造ってもらうことになりそう。逆に高知の住居はほとんど配置計画のスタディはしていない。周辺環境との応答だけでほとんど全てが決まってしまいそうな北野町Ⅱとは対照的。
僕はその間に大手町の住居の詳細図を描きまくらねばならない。先週はほとんど木製建具の図面を描いてるうちに終わってしまった。

2005. 1. 23北野町の住居2

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